日本の法制度や雇用慣行は、外国人労働者にとって馴染みが薄く、就業規則や社内ルールを「日本語のまま説明しても意図が伝わらない」ことで、誤解やトラブルにつながることがあります。
支援ツールの目的
そこで厚生労働省は、職場のルールや手続を理由・背景も含めて分かりやすく説明し、理解を促すための支援ツールを公表しています。
用語集の概要と対応言語
本ツールは、人事・労務の場面で頻出する労働関係・社会保険関係の用語(約420語)について、定義や例文を検索できる用語集です。やさしい日本語に加え、英語、韓国語、中国語(簡・繁)、タガログ語、ベトナム語、ネパール語、ポルトガル語、スペイン語、インドネシア語、カンボジア語、タイ語、ミャンマー語、モンゴル語など、複数言語に対応しています。
事業主の活用メリット
事業主としては、外国人労働者に就業規則・雇用契約・労働条件通知書、社会保険の手続等を説明する際に、理解が難しい用語を事前に検索し、翻訳や平易な説明を添えて提示することで、説明の質と効率を高められます。
また、外国人社員が入社前学習や社内の「用語辞書」として活用することも想定されており、受け入れ体制整備(オンボーディング)や定着支援の一環として有効です。
